従来工法との違い

従来工法とウッディフォース工法の比較

表層改良工法(建物が載る地盤全体を土にセメント系固化剤を入れて攪拌しながら混ぜ込み地盤自体を強くする工法)

デメリット

建物の載る地盤を彫り込んで撹拌するため、狭い土地や住宅が密集している場所など、すぐそばに建物などがある場合は周りに粉塵飛散や地盤の不安定化などの影響が出ないよう、大がかりな準備が必要になる。

柱状改良工法(直径60cm前後の穴を掘り、掘り返した土にセメント系の固化剤を添加して土とセメントの混じった杭を造る工法)

デメリット

地盤内部の現状復帰が非常に難しく、現状復帰時に多大な費用が発生する。
土地の売買時等に問題としてあげられることもある。

ウッディフォース工法

ウッディフォース工法は、これまで利用手段がなかった細径間伐材を戸建住宅等の地盤補強材として有効活用した安心安全な地盤補強工法

メリット

間伐材を杭状に加工して地盤に押し込む工法なので、工事機械は比較的小型で場所をとらず施工が行えます。従来工法に比べて工期も短縮できます。
従来の工法では製造過程で膨大な二酸化炭素を排出するセメントか鋼材を使用していましたが、すぎやひのきの細径間伐材を利用するので地球温暖化防止に貢献できる工法です。

ウッディフォース工法

  ウッディフォース工法 表層改良工法 柱状改良工法
材料 すぎ・ひのき間伐材 セメント系改良材
方法 間伐材を杭状に加工して
地盤に押し込む
地盤を掘り返し
セメントを混ぜて固める
地盤をドリルでほぐしながら
セメントを混ぜ柱状に固める
対応できる軟弱地盤度深度 〜2m 〜2m 〜10m
工事で発生する廃棄物 特になし セメントの混ざった土
工事に必要な時間
(100㎡の場合)
2日 1日+7日(セメントが固まるまでの養生期間)

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